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2003年のあゆみ

12月も暮れ近く、慌しく1年が過ぎて行きます。副作用被害の死亡数が毎日更新されるような報道は見たくないとは思いますが,流行記事のように世間から忘れられて行くのもそう遠いことではないのかもと思うと被害拡大と、拡大防止のバランスの悪さに虚しさを感じます。

11月23日 薬害オンブズパースンのシンポジウムが開催。「夢の新薬で何が起きたのか? 〜抗がん剤イレッサを考える〜」をテーマに、東京・新宿区麹町の弘済会館に於いて午後2時より5時まで。一遺族として,またシンポジストの一人として,イレッサの副作用被害を訴えるために参加しました。

10月31日 カルテ開示請求の費用、金額57.036 円を依頼先の病院へ振り込む。

9月 病院に対してカルテの開示請求をお願いしたが本人以外の開示は出来ないと。さいたま市の赤十字日赤病院では患者本人の開示請求でなければ家族であってもカルテの開示は受け付けられないと断られる。本人からの要請でなければと言われても,当の本人は死亡しているのに。父親の請求でもダメとは,悲しいことだが腹も立たない。一つのシステムの中では、何よりも制度が優先するということかも。

9月18日 弁護士と面談。京都からの二人の弁護士の方とは二度目の面談。前回と同じ東京ステーションホテルで。こんどこそ、真剣に話を聞いてくれる弁護士かもしれない。提訴が可能となるかも知れない。大きく期待が膨らみます。

8月16日 娘・三津子の新盆法要,埼玉県上尾市のお寺で執り行う。

7月29日 レセプトの開示請求のため、北浦和の社会保険事務所へ手続きに。このレセプトを取り寄せて何に使用するのかと別室に案内されて細かく聞き取りをされました。レセプトの取り寄せには、治療にかかっていた病院へ連絡をすることになっているが宜しいですか言われ、圧力めいたものを感じつつも了解する。

7月19日 イレッサ副作用被害の相談で京都の弁護士の方と面談。2003年3月6日の毎日新聞に掲載されたイレッサ記事の、「副作用問題で、8日に電話相談・京都の弁護士ら」の記事を思い出して7月上旬・こちらから電話を入れた事がきっかけで面談が実現する。イレッサの件で詳しく話しを聞きたいとのこと、待ち合わせの東京ステーションホテルのロビーに出向く。 これまでたくさんの弁護士に会い説明と協力をお願いしてきたが、イレッサ副作用に関して深く話しを聞いて頂き感謝。提訴への思い前進するかもしれないと思うと帰路の電車の中でも涙が溢れ出て止まらない。周りの乗客は何事かと怪訝そうでした。

7月18日 新宿・四谷の薬害オンブズパースンへ、シンポジウムの打合せ14:00〜より。

7月8日〜9日 車で,愛知県刈谷市へ。イレッサを服用して被害に遭い死亡したのではないかと疑問を抱いているご家族の依頼で、治療を受けた病院で説明を聞きたいのでその話し合いに立ち会って欲しいとの依頼、9日・刈谷総合病院で12:30より話し合い。病院側の対応は、疑問があれば何なりとお答えします・・と丁寧。じっくりと時間もとっていただいての説明に患者も納得された様子。

6月10日 新宿・四谷の薬害オンブズパースンへ。

6月8日 テレビ朝日・サンデープロジェクトの「がん治療を変えたい」放送の中でイレッサの副作用に関して近澤三津子の被害(JIN NETより数回の取材)が大きく扱われ放映されました。

5月26日 読売新聞の取材を受けました。

5月12日 JIN NETの取材、「サンデープロジェクト・ガン治療を変えたい」の抗がん剤の早期承認問題で取材を受けました。

4月28日 娘の悔しさと悲しさを一杯にした封筒を抱えて,都内の弁護士事務所へ相談に出向きました。肺ガンの患者・抗がん剤の絡む提訴はなかなか難しいがお話しをお聞きするだけと,事前に言われてはいましたが,出来れば何とか訴える方向でと伝えても,面談の2人の弁護士の方たちは・・本日の相談は訴訟を受けるとかではありませんとのこと。ン?・・意味不明です。あなたは何がしたいのですかと尋ねられるなど話は噛み合いません。この現状で何か出来ないのかを逆に聞き返しましたが何も答えはありません。テーブルの下でこちら一杯に投げ出された弁護士の非礼な足が憎く感じます。無駄骨ではあったが人生いろいろ,弁護士いろいろ。この程度で諦めるわけには行かないのです...。規定の相談料をお支払いして退出。全てがこうではない筈・・次へ向ってガンバらなければ。

4月15日 イレッサを服用途中に、異常な苦しみの中で急な死亡をしたと疑問を訴える家族の方たちが、私たち被害者の会に、全国各地から電話やお手紙などを寄せていただきました。厚生労働省に、製薬会社のアストラゼネカに、何も問題はありませんと説明して処方した医師に・・・なぜこのような危険な薬を注意もしないで安易に進めたのか問いただしたい、一言文句が言いたいと、怒り・悲しみの情報が今日までに45件にもなりました。朝は8時過ぎから夜は10時過ぎても電話はなり続けています。まだまだ増えると予想されます。

4月10日 読売新聞の取材を受けました。

4月7日 事前に電話で相談依頼していた弁護士さんとの面談の日。今度こその思いで霞ヶ関の弁護士会館へ提訴希望の思いを抱えて相談に出向く。 医療問題には精通している弁護士さんと感じたが話しが通じない。多少の期待を持って用意して行ったイレッサ副作用関係のファイル・書類など持参するが余り目を通してもらえず虚しさを一杯に帰路に着く。持参した資料がズシリと重い。何かあったらこちらの方にと言って渡された2枚の名刺が手の中で冷たく感じる。抗がん剤の副作用死亡を訴えることには並大抵の努力では理解は得られない。限界を感じつつも前に進んで行こう。

3月28日 TBSの取材を受けました。

3月26日 訴えに向けて、相談にのってもらえる弁護士を探さなければと....市や県の相談アドバイスを手掛かりに、医療問題に詳しい弁護士を探す。何件も何件も電話してまずは予約。 電話での感触は・・なんとも話が噛み合わない。まだ、イレッサの被害そのものがどのようなものが分からないためだろうか。今のところどなたも受けて貰えそうにない。イレッサの副作用の問題について、どのように、何が出来るかをそれぞれの弁護士の方たちにに聞いてみるが、何をやりたいのか、どうしたいのか、と問われる事も。 やはり、肺ガン・抗がん剤が絡んだ提訴は基本的に無理なのだろうか?。 何とも悔しい!

3月25日 JIN NETより抗がん剤の早期承認問題で取材を受けました。

3月25日 事前に面会連絡を了承いただき,大宮日赤病院へ出向いて主治医にイレッサ副作用に対してのお話を伺う。娘の主治医にも面会。当時のイレッサ副作用に関して、どの程度認識があったのか、どのような情報を持たれていたのかなど尋ねてみる。・・・当時、情報不足であったこと、申し訳ないと説明を受ける。 気持ちを抑えて冷静を心掛けてもやはり悔しさと悲しみは消えません。

3月23日 TV東京よりイレッサ副作用被害の取材を受けました。

3月21日 JIN NETより抗がん剤の早期承認問題で取材を受けました。

3月17日 共同通信社の取材を受けました。

3月10日 イレッサ副作用被害の記事掲載が反響を呼び,全国からイレッサ服用中の患者や亡くなった患者家族から、たくさんの電話が入りました。

3月3日 お雛様の日に合わせてと配慮して頂いたのか,朝日新聞の三面にイレッサ副作用、被害にあって死亡した近澤三津子さんの記事が大きく写真と共に掲載されました。

2月27日 イレッサ副作用被害について朝日新聞の取材を受けました。


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