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 イレッサ薬害被害者の会

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・・ ごあいさつ ・・
 私達の会は、肺がん治療薬イレッサの副作用被害によって亡くなった多くの遺族が、情報の交換や近況報告の場として集まり連絡を取り合って行く中、平成15年(2003年)4月に作られました。
 2002年7月に国の承認を受けて販売されたイレッサは、肺癌の抗癌剤としては初の錠剤タイプであったこと、既存の抗癌剤とは比べものにならないほどの延命効果、そしてなにより副作用がほとんどないとされていたことなどから、「夢のような新薬」、「希望の薬」などと謳われて瞬く間に広まり、多くの患者は夢と希望を抱いて、医療現場の医師は癌征圧の幕開けと期待、推奨されていた自宅処方の中で服用が続けられました。
 ところが、販売開始から僅か45日で、副作用による死亡被害が多発、緊急安全性情報が発出される事態となり希望の薬と信じて服用していた患者たちが、間質性肺炎という副作用による被害に遭って息を詰まらせ次々と亡くなって行きました
 ガンという忌まわしい病気と必死に向き合って、死の恐怖と闘いつづけながら毎日を真剣に生きて、少しでも長く生たいと願い使用したイレッサの副作用で倒れていきました。
 2012年9月30日時点の厚生労働省発表によるとその副作用発症数は、2328人にも上り内857人が死亡、特に2002年7月の販売開始から訴訟が開始されるまでの2004年末までの2年5ヶ月に被害は集中して 557人の死亡が報告されました。
 あと一年生きていれば孫の顔が...
 あと半年生きられれば桜の花が...
 もう少し生きていられたら...
 処方されて僅か十数日で、まだまだ生き続けることが出来た患者が副作用被害に遭って死亡しているのに、がん患者の抗がん剤による副作用死は、仕方のない死として処理され自己責任として何一つ問題とされることなく、たとえどのように酷い事案であろうと訴えることすらできないというのが当時の抗癌剤治療の実態でした。
 2002年10月、緊急安全性情報によって突然発表されたこのイレッサの副作用死亡被害は、抗がん剤の承認制度の問題、販売前の広告・宣伝の問題、更には、「抗癌剤使用による副作用死亡被害の救済制度の創設」等、さまざまな不備や疑問を考え直す起爆となり、改革を求める訴えのきっかけともなりました。
 余命短いとされた諦めの癌医療から、もう少し生きられる癌医療へと、これからも癌患者の命の重さを訴え、誰もが納得して抗がん剤治療が受けられるシステムの充実を願って行動してまいります。
 皆様のご理解をよろしくお願い申し上げます。
イレッサ薬害被害者の会



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