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 イレッサ薬害被害者の会

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2009年11月28日、薬害イレッサ訴訟・東京支援連絡会総会が、東京・池袋の豊島区生活産業プラザECOとしまB1F展示室に於きまして多くの支援の皆さまのご参加をいただき、午後2時30分より午後5時00分まで開かれました。
総会開会前に、大勢の人たちで賑わう池袋東口パルコ前で、午後1時より支援の皆さんや弁護団、原告等20人近くが参加して署名活動を行いました。( 29日のしんぶん赤旗に掲載 )
たくさんの人たちに署名していただきました。
ご家族をがんで亡くして治療の辛さや不安を一杯感じた経験があるからと、がん医療のために頑張って下さいと励ましと署名を頂きました。
買い物の途中という、お母さんとお嬢さんが揃って署名をしていただきました。
用事で長野県軽井沢から来ましたという女性は、イレッサの被害は余りにも酷いと思う、がん患者のために頑張ってと励ましをいただきました。
多くのの皆さまに署名と励ましをいただき有難うございました。
薬害イレッサ東京支援連絡会は、2006年7月7日に結成されました。東京・霞ヶ関の弁護士会館に、70人ほどのご参加をいただき、代表委員を選出して薬害根絶に向けた宣伝活動や、薬害イレッサ訴訟の早期解決と被害患者の救済を求める署名活動などの運動方針が決められ活動が行われて参りました。
第4回となります東京支援連絡会総会は、豊島区生活産業プラザECOとしまB1F展示室で午後2時30分より開会、原告から、近澤とSさんが参加しました。

まず、2008年8月に民放が製作し放映されました「イレッサ薬害」のビデオが放映されました。
次に、小池盛明事務局長(協立医師共同組合専務理事・薬剤師)より開会の挨拶、続いて、この一年間の支援連絡会の運動が報告されました。

支援連の事務局より会計の報告が行われ、続いて、原告より皆様にご挨拶をいたしました。
近澤とSさんより、これまで支援をしていただきましたお礼を申し上げました。
阿部哲二弁護士・東日本訴訟弁護団事務局長より訴訟に関する情勢報告が行われました。

・・・証人尋問は全て終了し後は早ければ来春過ぎにでも結審が迎えられるのではないか、参議院の選挙が行われるまでには判決が出されると予想しているが今が一番大切な時で、各方面に支援の要請や訴えを続けていかなければならない、頑張りましょう。
◆水口真寿美弁護士・東日本訴訟弁護団
 2002年7月の販売開始当時と違って、イレッサに関する情勢は大きく変わってきている。エビデンスのある薬を使用したいと思うのは医療側も患者会も思いは同じであることはさまざまな講演活動を続ける中でも感じることで相反するものではない。抗がん剤訴訟と言う事で様々な問題はあったが確実に理解が得られて来たと言うことだと思う。
◆土田尚義さん・品川あおぞら連絡会・品川労連副議長)

 これまで、水俣訴訟、薬害ヤコブ裁判、公害問題の東京大気裁判などを支援し活動続けて来ました。このイレッサ薬害被害も患者の命を無視した許せない薬害と思っている。共に戦って行きたいと述べて頂きました。
◆千田さん・(薬剤師)
薬害イレッサ訴訟 板橋支援の会事務局長

 これまでは、薬害イレッサ訴訟に対する理解が得られずに、辛くて苦しい活動を続けて来た思いがあるが、ここに来て各地の集会などに出掛けても訴えに耳を貸してくれるようになったのが肌で感じられる。薬剤師として東京民医連の中でも常にイレッサの問題を提起して行きたいと力強く述べていただきました。
◆西川 勉さん
(東京医労連 健康文化会医療労働組合中央執行委員長・・板橋区労働組合連合会 議長)

 公害問題や薬害被害について、これまでにさまざまな取り組みを、労組関係として続けてきました。このイレッサの問題は板橋支援の会を結成して大きな取り組みの一つとして活動を続けている。ますます支援の輪を広げて参りたい。
◆秋元さん (東京大気裁判)

 東京大気裁判は、2007年7月2日、和解で全面解決をしたが、。1996年に提訴から11年も戦って来た。あまりにも低い和解解決金の提示に被害を受け苦しみ続けている原告たちは苦渋の選択だったと思うと何ともやるせない。
しかし,この戦いで、@ぜんそくの患者に対して都内全域、全年齢を対象に自己負担なしの医療費助成制度を創設は、被害者や原告たちが多くの支援者と力を合わせた結果である。イレッサの問題も勝ち取るまで頑張りましょう。
今後の運動方針について
イレッサに関しては、2002年7月の販売開始から2004年12月の僅か2年半で、死亡被害の大半を占める557名もの死亡者が出ている。2004年後半から訴訟がはじまり訴え続けたことから被害者数は激減しているのは数字から見ても明らかで、さまざまに困難な問題はあったが、訴えは少しづつ理解が得られて来ている。これからも「がん患者の命の重さを問う」訴えを根気良く続けて、この訴訟の全面勝利と、がん患者が安心して受けられる抗がん剤医療の改革の実現を目指す。

新たな取り組みとして、私達は、@抗がん剤による副作用死亡、A医薬品の副作用による胎児死亡について
医薬品副作用被害救済制度の対象に含めることを求める請願の署名活動を広くすすめて行こうと確認しました。
薬害イレッサ東京支援連絡会
東京都豊島区西池袋1-17-10 エキニア池袋6階
城北法律事務所内・担当事務 新 庄 聖 (電話:03-3988-4866)

イレッサ薬害被害者の会
代表 近澤 昭雄


電話・048-653-3998
FAX・048-651-8043
mail: iressa-higainokai@nifty.com

薬害イレッサ東日本訴訟弁護団
城北法律事務所
弁護団事務局長・弁護士 阿部 哲二
弁護士 津田 二郎
担当事務員 新 庄  聖
東京都豊島区西池袋1-17-10
エキニア池袋6階
電話:03-3988-4866
FAX:03-3986-9018



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