この薬害根絶デーには、たくさんの薬害被害者の皆さんが参加しました。 |
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◆スモン被害の皆さん・・整腸剤キノホルムによる薬害で歩行困難となり、視力障害も伴う、被害者数は12.000人にも及んだという薬害被害です。 |
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◆サリドマイド被害の皆さん・・催眠、睡眠、鎮静剤として1950年代に世界十数ヶ国で販売された薬で、その催奇形性により数千名の被害児が生まれ、今もさまざまな後遺症に悩まされ続けているという被害です。 |
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◆HIV(エイズ感染)被害の皆さん・・米国売血由来非加熱血液製剤を使用していた日本の血友病患者、約5000人が次々とHIV(エイズウイルス)に感染し、感染者約1500人のうち592名(2006年9月現在)が死亡。生存被害者も重複感染したC型肝炎を抱え厳しい闘病を余儀なくされているという被害です。 |
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◆ヤコブ病(CJD)被害の遺族の皆さん・・脳外科手術により移植された脳硬膜(ヒトの死体から採取され医療材料としてドイツから輸入)が原因で生じました。CJDは、治療法もなく発症から約2ヶ月で植物状態となり、1〜2年以内で多くが死に至る恐ろしい病気で、被害総数108名となり今も増加を続けているという被害です。 |
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◆陣痛促進剤による被害に遭った皆さん・・陣痛を誘発・促進する薬で人工的にお産を早めた結果、母親や胎児が死亡したり、重大な後遺症が残ったりする被害です。 |
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◆新3種混合MMRワクチン被害の皆さん・・1989年4月に導入された新3種混合MMR(M:はしか、M:おたふくかぜ、R:風しん)ワクチンにより無菌性髄膜炎を多発させ、180万人接種で約2千人に被害を及ぼし、死亡・重篤な後遺症も発生、認定被害者数は予防接種史上最多の1040人にも上っているという被害です。 |
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◆筋短縮症被害に遭った皆さん・・医療制度の運用に基づく風邪・発熱の症状に対して不必要な薬剤注射が打たれ、この結果正常な身体で生まれた子どもが成長すると共に、手足の障害のみでなく、精神的な苦痛を受けることになったという被害です。 |
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◆薬害C型肝炎ウイルス被害の皆さん・・出産時や外科手術時の出血の際、フィブリノゲン製剤や第\凝固因子製剤などの血液製剤を投与され、多くの患者がC型肝炎ウィルス感染被害を受けました。三菱ウエルファーマ(旧ミドリ十字)の推計によると、1980年以降にフィブリノゲン製剤の投与を受けてC型肝炎ウイルスに感染した患者は少なくとも1万人以上いるといわれている被害です。 |
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◆イレッサ副作用被害で家族を亡くした皆さん・・2002年7月に世界に先駆けて販売された肺がんの治療薬。副作用が少ない夢の新薬と多くの専門医や製薬会社、厚労省が推奨したことで、がん患者たちは疑うことも無く服用した結果多くの患者が死亡。その人数は843人にも上り今も増加しています。あまりにも軽く扱われる「肺がん患者の命の重さ」を国と製薬会社に問い提訴して戦いを続けているという被害です。 |
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◆今年も,薬害タミフル脳症被害者の会の皆さん・・も参加しました。タミフル服用後に,異常行動により事故死した方の家族や,突然死した方の家族,実際に異常行動を起こし恐怖をあじわった本人や家族が,体験した事実と専門家による裏づけにより,タミフルの危険性を周知することで,これ以上の被害を防ぐことができると活動続けています。 |
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・・・薬害被害の当事者や、家族を亡くしたその遺族には、苦しみや悲しみの時効はありません。
・・・亡くなった命が蘇ることはありません。
・・・被害を受けた身体は二度と元には戻りません。
・・・被害に遭ってからでは遅すぎるのです。
・・・だから,私達は訴えます。
・・・だから、私たちは行動します。
・・・薬害の根絶を願って!! |
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