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たくさんの皆さまに傍聴頂き有難うございました。  次回の西日本期日(大阪地裁)は7月30日(月)です。宜しくお願い致します。

 薬害イレッサ訴訟とは
 2002年7月に日本で初めて承認・販売された抗がん剤によって副作用被害に遭った私たち被害者と遺族が,当時の誇大な広告宣伝に対する疑問,承認したことに対する疑問などについて起こした裁判です。生きたいための治療で,例え余命少ない命ではあっても,当時の誤った広告宣伝,効果を煽った販売方法,危険情報の不開示によって起こされた被害に対する訴えです。

承認・販売される一年も前から,さまざまな方法を用いて著名な医師たちが効果を謳い「副作用が少なく,素晴らしい薬,延命の効果も大きく正に夢のような新薬」との情報を信じ,肺ガンの患者たちはいっきに使用した結果,販売から僅か二ヶ月後には多くの副作用による死亡が確認され被害は増大。この事実からアメリカでは新規の患者には使用禁止の措置が取られ,ヨーロッパでは製薬会社が販売のために出していた承認申請を自ら取り下げ現在もこの措置に変わりありません。しかし日本では,被害発生の後も使用制限など何の対策も取られないことで現在までに706人もの患者が亡くなっています。私たちは,軽々に扱われるガン患者の命の重さを訴え,この訴訟を勝利することで,見捨てられるガン患者への医療改革を目指しています。
●被告・国の反対尋問 (開始3:45分)
被告国側の反対尋問は,特にEGFR阻害による肺毒性について尋問,分子標的薬のメカニズムについての質問,見解を尋ねました。時間は比較的短めで午後4:15分終了しました。
弁護団報告
浜先生反対尋問
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西日本訴訟弁護団の中島康之弁護士に詳しくご報告いただきました。こちらからご覧下さい。
●報告集会●
大阪地裁から徒歩15分程の
~いきいきエイジングセンター~
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裁判終了,午後5時過ぎより,近くで報告集会が行われましたが多くの皆さんに参加いただきました
  ●裁判のご報告
 80人ほどの傍聴人が見守る中,午前10時開廷しました。
裁判長,右陪席,左陪席が入廷,全員起立して一礼の後,まず提出書証の確認が行われました。証言席に座った原告側証人の浜六郎先生に対する尋問が被告・アストラゼネカ社より10:05~始まりました。
●被告・アストラゼネカ社代理人反対尋問 (開始10:05分)
まず,浜六郎先生の医師としての経歴から始まり,
・学生の時の政治思想。
・医師としての専門分野。
・抗がん剤治療の経験の有無。
・抗がん剤の治験経験の有無。
・抗がん剤による副作用死亡についてどのような考えをもっているか。
・薬害オクブズパースンで果たしている役割。
・有害事象について,イレッサの副作用死亡率について。
・数枚の病理写真を示しテストじみた質問。
・腫瘍縮小と延命効果について。
以上のような事柄について,アストラゼネカ社の代理人(弁護士)は延々と尋問。抗がん剤治療の経験の有無について,抗がん剤治験経験の有無,また,浜医師の学生の時の政治思想や活動にまで触れる始末,単に浜証人への誹謗中傷にも似た尋問で,さすがに傍聴席からはあちこちで呆れ声が聞かれました。被害者の存在その者をまったく考えてはいないことが尋問内容は明らかで,ただ唖然とするばかりでした。
一部の患者を裁判という闘争の場に巻き込み,裁判の中で実名を出して,結○富○○さんはこんなに効いていると主張。・・しかし,私達は自己責任でどうしても服用したい,飲みたいという患者さんたちの邪魔をしているわけではなく,副作用被害の実態の解明を求めているだけです。効いてる患者がいるのだからと言う前に,効くか効かないかを悩み苦しむ多くの服用患者がいることを考えるべきです。
この裁判は、刑事事件とは違うのです。
勝ては良いとする事件とは本質が違うことを理解・勉強することです。
薬害被害とは、いつの日か、あなだが、貴方の子供が被害にあうことを肝に命じて下さい。薬が効いているとか、多くの人が使用しているから、ではないのです。何故このような被害が起きたのか、何故、このように拡大し多くの被害者が出てしまったのかを見つめて下さい。
多くの患者たちが服用することに悩むのは,私達の訴訟が原因であるかのごとき主張を製薬会社・訴訟代理人たちはしていますが,真の原因は僅か4年で676人という多くの死亡被害者を出したことにあるのです。一つの抗がん剤で過去にこんなに大勢の副作用による死亡があったでしょうか。
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12:15~13:15の食事休憩の後,続いて尋問は午後3:35まで行われ被告アストラゼネカの反対尋問は終了しました。
多くの患者たちが服用することに悩むのは,私達の訴訟が原因であるかのごとき主張を製薬会社・また訴訟代理人は声高に主張していますが,真の原因は僅か4年で676人という多くの死亡被害者を出したことにあるのです。例え抗がん剤であるとは言え、過去にこんなに大勢の副作用による死亡があったでしょうか。近い将来、はもっと多くの死亡被害が起きるでしょう。
それでも・・・ 仕方のない被害と、貴方たちは言えますか。
12:15~13:15の食事休憩の後,続いて尋問は午後3:35まで行われ被告アストラゼネカの反対尋問は終了しました。
◆お問い合わせ◆
イレッサ薬害被害者の会

電話・048-653-3998
FAX・048-651-8043
mail:iressa-higainokai@nifty.com
連絡先・・薬害イレッサ西日本訴訟弁護団
〒804-8186 京都市中京区烏丸御池東入
アーバネックス御池ビル東館6階
御池総合法律事務所
弁護士 永 井 弘 二
TEL:075-222-0011
FAX:075-222-0012

西日本訴訟(大阪地裁)・第17回(2007年7月30日)裁判報告
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