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淀屋橋南詰め
宣伝行動


チラシ配りや署名活動を
行いました
午前11時30分,地下鉄淀屋橋線一番出口を出てすぐの南詰めに,支援者のみなさん,東西弁護団,原告20人ほどが集合して,署名活動や被害の実態を訴えました。この日の大阪は,春のきざしを感じるポカポカな陽気で川面から吹く風も心地よく感じる中を「抗がん剤イレッサの副作用死亡被害」の悲惨な実態を訴えました。ご支援・ご協力有難うございました。チラシを受け取って頂いたたくさんの皆様、有難うございました。ご署名頂いた皆さま,ありがとうございました。

午後1時30分開廷

(202号法廷)
13:15分開廷,傍聴席はほぼ満席でした。

前回期日で,原告側証人として証言をしていただいた京都大学の福島雅典教授への被告側より反対尋問が行われました。

反対尋問は,被告アストラゼネカ社より二人の代理人による尋問が(1:15〜2:32)行われ,福島証人の経歴,抗がん剤治療にかんする質問,イレッサの副作用に関する質問,イレッサ使用に関する証人の見解などでしたが,こんなにも多くの死亡被害者を出し,尚医療現場においては継続使用されて多くの患者が不安を抱えいてる薬の裁判とはとても思えない,聞いていても少し虚しさを感じる質問の内容でした。

13分の休憩の後 2:45〜,国側による反対尋問が行われました。
質問の内容は,抗がん剤の副作用に関する専門的な質問内容とは程遠く,何故この程度の尋問を行っているのか? 他に何か思惑があってのことなのだろうか? と裏を読みたくなるような,極々一般的な質問の内容で4時30分この日の裁判は終了しました。

●福島雅典京都大学教授
被告側反対尋問
反対尋問の詳しい報告を,西日本訴訟の中島康之弁護士に作成して頂きました。こちらからご欄ください。

報告集会


中ノ島公会堂
で行いました
裁判終了後、中ノ島公会堂において50人近い皆さんに参加して頂き報告集会を行いました。西日本訴訟の住田弁護士より本日の反対尋問についての説明をしていただき,今日の反対尋問の福島雅典教授よりご挨拶と反対尋問の感想をジョ-クを交えながら楽しく説明をして頂きました。

続いて,原告の稲垣氏よりご支援のお礼とこれからも頑張って戦い続けますと決意を述べました。

多くの皆さまには早くから淀屋橋においての街頭活動に参加していただきましたが,もっと・もっと支援に活動に頑張るから原告の皆も挫けずに頑張ってくださいとの暖かいエールを何人もの支援代表の方々からいただきました。

この後、近くに場所を移して懇親会が行われて,一日の張り詰めた思いを癒して頂きました。有難うございました。


次回以降の裁判予定
(東京地裁期日予定)
●2007年2月7日(水)第12回 午後1:30〜午後5時東京地裁 103号法廷
 証人主尋問が始まります。
●2007年4月25日(水)第13回 午後1:30〜午後4時東京地裁 法廷未定

 証人反対尋問。
●2007年5月23日(水)第14回 午後1:30〜午後4時東京地裁 法廷未定

(大阪地裁期日予定) ●2007年3月6日 13:15〜16:00 浜証人主尋問
●2007年5月11日(金)(午前10時開始)
・・お問合せ・・

薬害イレッサ西日本訴訟弁護団
        〒804-8186京都市中京区烏丸御池東入
アーバネックス御池ビル東館6F
御池総合法律事務所
                 弁護士 永井弘二
                     TEL075-222-0011 FAX075-222-0012


イレッサ薬害被害者の会
代表・・近澤昭雄
電話・048-653-3998
FAX・048-651-8043

mail: iressa-higainokai@nifty.com
西日本訴訟(大阪地裁)・第15回(2006年9月12日)裁判報告