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関東地方では前日、木枯らし一号が吹き、いよいよ厳しい冬の到来を感じさせるような冷たい早朝の空気の中を、東京発7時33分のぞみで大阪に向かいました。この日の大阪での予定は、11時30分からの淀屋橋での宣伝行動・チラシ配りや署名活動をスタートに、1時15分から裁判傍聴、終わって中ノ島公会堂での報告集会、それから午後5時からアストラゼネカ大阪本社前で抗議の街頭宣伝を行う行動スケジュールが予定されていました。
・・11月13日 薬害イレッサ西日本訴訟第13回期日 大阪地方裁判所202号法廷(13:15〜15:40)・・
●裁判前 宣伝行動
11:30〜12:00

大阪市北区・淀屋橋
南詰め街頭宣伝
11時30分〜、東京から参加の支援の皆さん、弁護団25人程と、関西の支援の皆さん、弁護団、総勢40人が大阪市北区・淀屋橋南詰めに集結して宣伝行動を行いました。イレッサ訴訟のチラシを配り、署名のお願いをしました。時には通行の邪魔になった事と思います。申し訳ありませんでした。今回もたくさんの皆さんにチラシを受け取って頂き、励ましを頂き本当に有難うございました。大阪の皆さん、有難うございました。
●裁 判 傍 聴
13:15〜15:40


大阪地方裁判所
202号法廷
大阪地裁は、正面入り口を入るとすぐに目の前に2階法廷に上がる階段があり、202号法廷はこの階段を上がって左正面になります。この法廷は満席で97人が傍聴出来る大法廷です。この日のイレッサの裁判は、開廷20分前には既に2階に上がる階段の周辺から2階法廷入り口まで列を作っている傍聴待ちの人たちで溢れ、緊張感が漂っていました。

この日の証人尋問は、京都大学の福島雅典教授の原告側主尋問と言うこともあって、反響も大きく、傍聴することが出来ない人達まで出てしまいました。折角に足を運んで頂いたのに傍聴出来なかった皆様には申し訳ございませんでした。
●福島雅典京都大学教授
原告側主尋問
証人尋問の報告のページを作成しました。
こちらからご欄ください。
●報 告 集 会
16:00〜17:00

中ノ島公会堂
裁判所から徒歩で5分の所、中ノ島公会堂・会議室においてこの日の報告集会を行いました。裁判を傍聴していただいた殆どの人達が報告集会にも参加して90人もの人達で会場は熱気で一杯。

原告側の証人として証言していただいた京大教授・福島雅典先生も参加して証言内容を解りやすく解説して頂きました。医薬ビジランスセンターの浜先生、関西在住の薬剤師の皆さん、医療関係者の皆さん、東西の多くの学生さんたちが参加して感想や疑問、今後の問題など活発な感想をいただきました。有難うございました。
●アストラゼネカ
本社ビル前
17:10〜17:40

抗議行動
報告集会が終わり外にでると既に、大阪の街は夕暮れ暗くなりかけている中を、支援者や学生、東西弁護団総勢30人ほどでアストラゼネカ本社ビルがある北区大淀中の梅田スカイビルタワーイーストに向かいました。ここでも、「肺がん患者の命の重さ」とオレンジに染め抜いたタスキを掛けて、帰宅途中の通行の人達にチラシを配ってイレッサ訴訟の理解とご支援のお願いをしました。
今後の裁判期日の予定

●西日本訴訟(大阪地裁)
2007年1月31日 13:15〜17:00 福島証人反対尋問
2007年3月6日 13:15〜16:00 浜証人主尋問

●東日本訴訟(東京地裁)
2007年2月7日 13:30〜16:00 別府証人主尋問
2007年4月25日 13:30〜16:00 別府証人反対尋問

2007年5月23日 13:30〜16:00 浜証人主尋問(予定)


お問合せ 薬害イレッサ西日本訴訟弁護団
弁護団事務局長・弁護士 永井弘二
御池総合法律事務所
〒804-8186 京都市中京区烏丸御池東入
アーバネックス御池ビル東館6階
電話:075-222-0011
FAX:075-222-0012
イレッサ薬害被害者の会
代表・・近澤昭雄
電話・048-653-3998
FAX・048-651-8043

mail: iressa-higainokai@nifty.com

管理人の近澤です。大阪から帰って以降すっかり風邪をひいてしまいました。熱はたいした事ないのですが、クシャミ・鼻水です。・・このところ、電車の中でも風邪ひいてる人を多く見かけるようになりました。皆さんも気をつけてお過ごしください。

西日本訴訟(大阪地裁)・第15回(2007年3月6日)裁判報告