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この日の、清水さんに対する尋問では、裁判所側が尋問の様子をビデオ撮りして、証拠として残すという、これまでの裁判ではなかったと言う画期的な方法が行われました。 |
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●宣誓の後,清水さんに対する原告側代理人による本人尋問 |
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◇イレッサの服用を考えた時の気持。
◇服用中の状態。
◇副作用症状の時の思い。
◇副作用の苦しさとはどんなものか。
等について時間にして30分ほどの尋問、清水さんは、はっきりと少し大きな声で一つ一つを答えました。 |
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●被告・アストラゼネカ社代理人による尋問 |
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◇清水さんが子供の頃から持っているアレルギの症状を尋問。 |
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◇イレッサの副作用が起こった時に服用していた薬剤が重複していた為に、間質性の肺炎に罹ったと言えるのではないか、について尋問。 |
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◇被害者の会のホームページに、清水さんが副作用の当時の様子を投稿している記事にふれて、提訴時の意見陳述書と、この投稿の記事に食い違いがあると思う点について尋問。 |
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●被告・国側代理人による尋問 |
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◇イレッサ服用前の抗うつ剤の併用を尋問して、清水さんの副作用は他剤との影響が大きい筈との印象付けの意図を感じました。 |
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被告側のアストラゼネカ社代理人の尋問は40分近くにもなりましたが、しかし、尋問の内容は聞くに堪えない物でお粗末に尽きる内容でした。副作用の事は本人の体質が大きく影響しての事でないのか・・等と印象付けを行ったり、解熱剤の使用に触れて、病院調剤の座薬のボルタレンと解熱薬の併用を細かく尋問、間質性の肺炎が起きたのは、解熱剤の服用が影響しているのではないのかと力説する等、霍乱戦術なのか、重箱の隅つつき作戦なのか、と思うほどて聞いていても寒くなる内容に、法廷内でも呆れてため息が聞かれるほどでした。 |
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清水さんに対しての尋問は、2時間にも及ぶ長いものでしたが、はっきりと大きな声で、時には当時の副作用の事を思い出して、辛くなったのでしょうか、搾り出すような声での証言もありましたが、最後までしっかりと答えました。 |
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