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■イレッサ訴訟とは・・抗がん剤のあり方を問う訴訟
イレッサは、イギリスに本社を置く世界的な大企業アストラゼネカが開発した肺がん治療薬です。イレッサは、「副作用の少ない画期的な夢の新薬」として大々的に宣伝され、2002年7月に承認申請後6か月という異例の早さで世界で初めて、日本で承認されました。
ところが、「夢の新薬」であるはずのイレッサは、承認直後から死亡を含む重篤な副作用が多発。2006年3月31日現在、副作用報告の被害者数は1631人、うち死亡者数は643名が報告されています。04年12月17日、FDA(米国食品医薬品局)は、イレッサに延命効果がないという試験結果を発表、市場からのイレッサの回収か他の妥当な規制措置をとる予定であると発表しました。英国アストラゼネカ社は,ヨーロッパ(EU)各国に出していたイレッサ販売のための承認申請を自ら取り下げました。イレッサが欠陥商品であることを製薬会社自ら認めたも同然の行為です。
薬害イレッサ訴訟は、世界で初めて抗がん剤の安全性を問い、アストラゼネカ社の日本法人とイレッサの承認をした国を被告として、被害の救済を求める損害賠償請求訴訟です。 |
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■第9回口頭弁論では
原告側が、被告国と被告アストラゼネカ社の不法行為責任を明らかにする予定です。
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■裁判終了後の報告集会のご案内
裁判終了後、裁判所隣の弁護士会館5階507ABC会議室に於きまして報告集会を予定しています。裁判の感想、支援者の方たちのお話、原告の話し、弁護団からイレッサ訴訟の説明などを予定しております。皆様からの質問や疑問についても遠慮なくご質問お受け致します。たくさんの皆様のご参加をお待ち致します。 |
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■裁判傍聴をお願いします・どなたでも傍聴ができます
まだ一度も裁判の傍聴をされた事がない方、是非一度このイレッサの副作用被害の裁判を傍聴してみませんか。東京地方裁判所にお越し頂くと、裁判所正面右側の一般入り口から入り、係員による簡単な持ち物検査を済ませ、後は指定の法廷に入るだけです。多くの皆様の傍聴をお願い致します。
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■今後の裁判日程 |
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10月4日(水)第10回 午後3:00〜東京地方裁判所 法廷未定
11月22日(水)第11回 午後3:00〜東京地方裁判所 法廷未定
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9月12日(木)第12回 午後1時15分〜大阪地方裁判所
11月13日(水)第13回 午後1時15分〜大阪地方裁判所 |