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「がん患者の命の重さを問う」・・薬害イレッサ訴訟は、5年目を迎えます。製薬会社のアストラゼネカが、延命の効果は他の薬の比ではない夢の新薬と大きく宣伝し、専門医がこれを推奨、そして厚生労働省が素晴らしい新薬として特定療養費制度まで適用して承認した「肺がん治療薬・イレッサ」。これを信じた患者の多くが死亡したことに対しての訴訟です。

 2009年 2月23日(月)
  午後2時〜午後5時の予定です
  東京地方裁判所 103号大法廷
地下鉄丸の内線・・日比谷線・・千代田線・霞が関駅下車A1出口地下鉄桜田門駅下車・徒歩5分
■イレッサ薬害訴訟の裁判が大詰めを向えます
イレッサ薬害東日本訴訟は、2004年11月25日に東京地裁に提起して、第一回の裁判は2005年2月16日に開かれ、今年で5年目を向えました。今回、お知らせします2月23日と3月3日の裁判は、これまでの証人尋問等をまとめて、原告被告双方がそれぞれの主張を説明します。プレゼンテーションの形で分かりやすいものになる予定です。多くの皆様の傍聴のご参加をお願い致します。
■イレッサ訴訟とは・・抗がん剤のあり方を問う訴訟
「夢の新薬」「希望の薬」などともてはやされたイレッサは、2002年7月の販売開始後、2008年3月末現在734人もの死亡被害者を生み出しました。04年12月17日、FDA(米国食品医薬品局)は、イレッサに延命効果がないという試験結果を発表、市場からのイレッサの回収か他の妥当な規制措置をとる予定であると発表しました。英国アストラゼネカ社は,ヨーロッパ(EU)各国に出していたイレッサ販売のための承認申請を自ら取り下げました。イレッサが欠陥商品であることを製薬会社自ら認めたも同然の行為です。
■ 西日本訴訟 (大阪地裁期日) のお知らせ
   2月16日(月) 第25回期日・・午後1時15分〜4時・・202号法廷
   2月27日(火) 第26回期日・・午前1時15分〜4時・・202号法廷
 ・・ お問い合わせ ・・
イレッサ薬害被害者の会

電話・048-653-3998
FAX・048-651-8043
mail: iressa-higainokai@nifty.com
薬害イレッサ東日本訴訟弁護団
城北法律事務所
弁護団事務局長・弁護士 阿部哲二
弁護士 津田 二郎
担当事務員 新 庄  聖
東京都豊島区西池袋1-17-10
エキニア池袋6階

電話:03-3988-4866
FAX:03-3986-9018