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・・6月10日(火)・・
薬害イレッサ訴訟・東京地裁第20回の裁判が開かれます。
たくさんの皆さまの傍聴を宜しくお願い致します
今回の裁判では、被告側の証人・坪井正博医師(東京医科大学付属病院)
に対する原告側代理人による反対尋問が行われます。
  日 時  6月10日(火)
  時 間  午前10時〜午後4時30分の予定です
  場 所  東京地方裁判所 103号大法廷
  <交 通>  地下鉄丸の内線・・日比谷線・・千代田線・霞が関駅下車
  A1出口地下鉄桜田門駅下車・徒歩5分
●報告集会のご案内
裁判終了後・・・裁判所隣の弁護士会館会議室において報告集会を行います。特に手続きはいりません。裁判終了後に係りの者がご案内致しますので皆さまのご参加を宜しくお願い致します。

 薬害イレッサ訴訟とは
 2002年7月に日本で初めて承認・販売された抗がん剤によって副作用被害に遭った私たち被害者とその遺族が,当時の誇大な広告宣伝に対する疑問,承認したことに対する疑問、抗がん剤治療に対する疑問などについて起こした裁判です。

 承認・販売される一年も前から、製薬会社のアストラゼネカ社や多くの専門家がさまざまな方法を用いて効果を謳い,「副作用が少なく,素晴らしい薬,延命の効果も大きく正に夢のような新薬」といった情報を信じて、多くの肺ガン患者たちは、もっと生き続けたいと願って使用した結果,間質性肺炎という重篤な副作用に遭いました。販売から僅か二ヶ月後には多くの死亡が確認され被害は拡大。この事からアメリカでは新規の患者には使用禁止の措置が取られ,ヨーロッパでは製薬会社が販売のために出していた承認申請を自ら取り下げ販売はしないという,現在もこの措置に変わりありません。しかし日本では,被害発生の後も何の対策も取られないことで現在までに732人もの患者が亡くなっています。

・・ お問い合わせ ・・
イレッサ薬害被害者の会

電話・048-653-3998
FAX・048-651-8043
mail: iressa-higainokai@nifty.com
薬害イレッサ東日本訴訟弁護団
城北法律事務所
弁護団事務局長・弁護士 阿部哲二
弁護士 津田二郎
担当事務官・新 庄 聖
東京都豊島区西池袋1-17-1
池袋プラザビル6階
電話:03-3988-4866
FAX:03-3986-9018