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 2007年 2月7日(水)
  午後13:30〜16:00
  東京地方裁判所 103号大法廷
地下鉄丸の内線・・日比谷線・・千代田線・霞が関駅下車A1出口地下鉄桜田門駅下車・徒歩5分
●いよいよ証人尋問がはじまります。
原告側証人として証言していただく医師の別府宏圀先生に対する主尋問が行われます。東京地裁の大法廷(103号)は傍聴席が97席あります。是非とも、傍聴席を一杯にして下さい。宜しくお願いいたします。
■裁判開始前に街頭宣伝を行います
12:00〜 東京地裁前におきまして宣伝行動を行います。
より多くの皆様に、このイレッサ薬害訴訟へのご理解とご支援をお願いするために、裁判所前・厚生労働省前にてチラシを配ります。今回は東日本訴訟,最初の証人尋問が行われる裁判でもあります。大変な寒さが予想されますが多くのみなさまの参加を宜しくお願い致します。
■イレッサとは
イレッサは、イギリスに本社を置く世界的な大企業アストラゼネカが開発した肺がん治療薬です。イレッサは、「副作用の少ない画期的な夢の新薬」として大々的に宣伝され、2002年7月に承認申請後6か月という異例の早さで世界で初めて、日本で承認されました。

ところが、「夢の新薬」であるはずのイレッサは、承認直後から死亡を含む重篤な副作用が多発。2006年9月30日現在,676人もの副作用による死亡が報告されています。04年12月17日、FDA(米国食品医薬品局)は、イレッサに延命効果がないという試験結果を発表、新規の患者に対する投与は禁止する措置がとられました。英国アストラゼネカ社は,ヨーロッパ(EU)各国に出していたイレッサ販売のための承認申請を自ら取り下げました。イレッサが欠陥商品であることを製薬会社自ら認めたも同然の行為です。

薬害イレッサ訴訟は、世界で初めて抗がん剤の安全性を問い、アストラゼネカ社の日本法人とイレッサの承認をした国を被告として、被害の救済を求める損害賠償請求訴訟です。
■薬害イレッサ訴訟は
@がん患者への安全な抗がん剤の提供を求めて提起した、世界で初めての抗がん剤の安全性を問うています。
A医薬品の販売・宣伝のあり方、医薬品に対する製造物責任を問う訴訟です。
B被害にあっても救済されない抗がん剤副作用被害者に対する救済制度の創設を求めています。
■裁判終了後の報告集会のご案内
裁判終了後、東京地裁隣接の弁護士会館にて午後5時頃より報告集会を開きます。裁判の感想、支援者の方たちのお話、原告の話し、弁護団からイレッサ訴訟の説明などを予定しております。皆様からの質問や疑問についても遠慮なくご質問お受け致します。たくさんの皆様のご参加をお待ち致します。
■今後の裁判日程
●東日本訴訟(東京地裁)
◇4月25日・被告側による反対尋問(13:30〜16:00)が行われます
原告側証人・・医師 別府宏圀先生

◇5月23日・原告側による主尋問(13:30〜16:00)が行われます
原告側証人・・京都大学医学部付属病院探索医療センター検証部教授の福島雅典先生

7月18日・原告側主尋問と被告側の反対尋問が行われます
京都大学医学部付属病院探索医療センター検証部教授の福島雅典先生
つづいて、医師,医薬ビジランスセンター理事長 浜六郎先生
●西日本訴訟(大阪地裁)
◇1月31日・被告側による反対尋問が行われます
原告側証人・・京都大学医学部付属病院探索医療センター検証部教授の福島雅典先生

◇3月6日・原告側主尋問が行われます
原告側証人・・医師,医薬ビジランスセンター理事長 浜六郎先生

◇5月11日・被告側による反対尋問が行われます
原告側証人・・医師,医薬ビジランスセンター理事長 浜六郎先生 
 ・・ お問い合わせ ・・
イレッサ薬害被害者の会

電話・048-653-3998
FAX・048-651-8043
mail: iressa-higainokai@nifty.com
薬害イレッサ東日本訴訟弁護団
城北法律事務所
弁護団事務局長・弁護士 阿部哲二
担当事務官・黒田真一
東京都豊島区西池袋1-17-1
池袋プラザビル6階
電話:03-3988-4866
FAX:03-3986-9018