・・次回裁判期日・・
日時:2005年11月29日(火)
時間:午前10時〜12時(昼食・休憩)
午後13時30分〜15時30分
場所:東京地方裁判所 (103号)
 <交通> 地下鉄丸の内線・・日比谷線・・千代田線・霞が関駅下車A1出口
      地下鉄桜田門駅下車・徒歩5分 (裁判所周辺地図はこちらからどうぞ)

11月29日の東京地裁103号法廷で、薬害肝炎事件の原告本人尋問が行われます。
原告2名が、自分の受けた被害と製薬企業・国の加害行為について証言します。
裁判終了後、弁護士会館502A〜Cで午後4時頃より報告集会を行う予定です。
法廷傍聴も、報告集会への参加も特に手続きはいりません。
直接おいで頂ければ結構です。宜しくお願いいたします。

11月29日は原告本人尋問です!
傍聴・報告集会参加をお願い致します
裁判開始前に、裁判所正面前にて私達の一致団結をアピールする
ミニ集会を開きます。(9時15分〜9時30分)奮ってご参加下さい。
 
・・薬害肝炎訴訟の目的・・
原告は、まず国と製薬企業の法的責任の明確化を求めています。そして、明確になった責任をもとに謝罪、賠償、治療体制の確立・生活保障などの恒久対策、真相究明、再発防止を求めています。日本には200万人を超えるC型肝炎の感染者がいるといわれています。そして、その大半が医療行為を原因として感染した医原病であるとのことです。薬害肝炎の原告は、単に裁判を起した自分たちの救済のみを求めているのではありません。この裁判の勝利を通じて、全てのC型肝炎患者の救済を究極的な目標としているのです。どうかご支援よろしくお願い致します。

■薬害肝炎とは?
 出産時の出血を止めるという目的等で1980年代終わりまでに使われていたフィブリノゲン等の血液製剤により、多数の患者がC型肝炎ウイルスに感染しました。控えめの推定でもその数は1万人以上と言われています。現在、被害者93名が、東京など5つの地方裁判所で、国・製薬企業を相手にして損害賠償を求めて裁判をしています。裁判は専門家証人の尋問、原告本人尋問などを実施し、山場を迎えています。

■C型肝炎ってなに?
 C型肝炎は感染すると肝硬変や肝がんに進行するおそれのある恐ろしい病気ですが症状が出にくいこともあり、多くの人が感染に気づかず症状を悪化させています。インターフェロンによる治療がありますが、半数近くの患者ではウイルス排除ができず、強い副作用、高額の治療費という問題があります。さらに、差別偏見が強く、病院内で差別的取り扱いをされた、仕事を退職させられたといったケースが頻発しています。患者は周囲に感染の事実を告げられず、病気との孤独な闘いをしています。

■国と製薬企業の責任
 フィブリノゲン、第9因子製剤は肝炎ウイルスに汚染されていました。そして、一部の先天性の病気を除いては投与する必要がなかったものでした。フィブリノゲン製剤はアメリカでは1977年に有効性が疑わしいことなどを理由に承認が取り消されました。しかし、日本でフィブリノゲン製剤の適応が限定されたのは1998年のことでした。製薬企業は肝炎感染の危険性を軽視して、血液製剤を大量に製造販売しました。国も漫然と承認し、適切な処置をとりませんでした。


■公正な裁判を!!
 私たち家族を、こんな辛い目にあわせている国と製薬会社を許すことはできません。私たち被害者が1日も早く救済される日が来ることを願ってやみません。どうか、公正な裁判をお願い致します。

 『薬害』・・みなさんに関係のない事ではありません。

・連絡先・ 薬害肝炎訴訟を支援する会・東京
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